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情報セキュリティ 速報
マイクロソフト製のAnti-Spywareツール無償提供決定!
ビルゲイツが発奮?!
(2005.6.1)
米Microsoftが05年1月6日にスパイウェア対策ソフト「Microsoft Windows AntiSpyware」β版の無償ダウンロード提供を開始していたが、RSA Conference 2005でWindowsユーザーへの無償提供が発表された。
しかし日本語化についての発表はいまだなく、現在のβ版では日本語環境のWindowsマシンでは一部文字化けもするため国内ユーザーの中にはインストールを躊躇っている人も多い。
MSBlastワームが嵐のように数百万台のPCに感染した際、このワームが出したメッセージ「Billy gates why do you make this possible?Stop making money and fix your software!(Gates、何でこんなことができちゃうの?金儲けばかり考えず、ソフトを直せ!)」に発奮したのか昨年12月にGIANT Company Software買収。Windows AntiSpywareの誕生となった。
Windows AntiSpywareの特徴として挙げられるのが「SpyNet」機能だが、これは「スパイウエアの定義ファイルには含まれていないがスパイウエアかもしれない」とWindows AntiSpywareが判断したファイルを、Microsoftに自動的に送信する機能である。既に300万人近い参加者がおり、スパイウエア駆除ソフトとしては強力な武器を手にしたと言える。
しかし、Windowsがスパイウエアの温床となっている以上、今更マイクロソフトがこの業界に参入というのもいかがなものか。2月には早くも「対AntiSpyware」とも言えるAntiSpywareを無力化するソフトも出た(これに対処したバージョンが2/16付けで公開されている)。日々イタチごっこ。…これも巨人マイクロソフトの巨人たるがゆえの悩みといえそうだ。
ダウンロードサイト
http://www.microsoft.com/athome/security/ spyware/software/default.mspx
動作環境はWindows 2000のProfessionalとAdvanced Serverを含むサーバ系、XP、2003とあり、Windows9x系は対象外となっている。
あくまでもβ版ということを踏まえて不具合等がおこる可能性があることを認識して、試される事をお勧めする。
スパイウエア |
パソコンを使うユーザの行動や個人情報などをユーザーが知らないうちに収集したり、インターネットの設定が勝手に変更されてしまうなどの悪質なプログラム。 スパイウェアは他のアプリケーションソフトとセットで配布され、その存在にまったく気づかないうちにインストールされてしまうことが多い。 中にはインストール時にはそのソフトと一括して利用条件の承諾などを求められている場合も少なくない。 |
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