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情報セキュリティ 速報

 

ウイルスメールを疑似体験できるサービス

 

(2006.7.23)

 

 

ウイルスメールを実際に体験した人は、その対策にも慎重を期す可能性がありますが、実際に体験したことがなく、ただニュースなどで騒がれているから一応警戒している、という人も多いのではないでしょうか。実際の病気が、一度かかると免疫ができて、次からは軽く済むように、ウイルスメールも一度体験するのも悪くないのかもしれません。

とはいうものの、やはり本物のウイルスメールは困りもの…。そこで、ウイルスメールに似せた訓練用のメールを体験できるサービスを開始した会社があります。それは、アイエックス・ナレッジが14日に開始した法人向けサービス「メル訓」。
メル訓では、従業員に抜き打ちでウイルスメールや迷惑メールに似せた訓練用メールを送信し、そのメールにはもちろん本物のウイルスは含まれていませんが、従業員が訓練用メールを開封したり、添付ファイルを開くと、PCの画面上に警告メッセージが表示されるということです。なかなかユニークなサービスだと思いますが、同社は「従業員のセキュリティ意識を向上させるためには、集合教育やeラーニングによって関連知識を教育する方法が一般的だが、危険なメールを実感させることは困難。メル訓はウイルスメールを安全に体験させ、職場の実践的なセキュリティ意識を向上させる」としています。