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情報セキュリティ 速報

 

「ランサムウェア(身代金目当てのソフトウェア)」の脅威が再び?

 

(2006.5.13)

 

 

ウイルス対策企業Sophosの発表によると、「Ransom-A」と呼ばれるこのトロイの木馬が起動すると、性的な画像が表示され、その後は、10.99ドルを支払わなければ、30分ごとにファイルを1つずつ消去するという脅し文句が30秒ごとに現れるということです。

ここ数ヵ月でこのような、金を脅し取ろうとするソフトウェアが現れたのは2度目ということで、同社のシニアテクノロジーコンサルタントは「今回の発生を皮切りに、金をゆすり取るタイプのマルウェアが増加するかもしれないと懸念している」と述べているということです。

対策としては、もちろんデータのバックアップをこまめにとったり、セキュリティソフトウェアをアップデートするなどが必要となることは言うまでもありません。