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情報セキュリティ 速報

 

迷惑メール対策システム

 

(2005.11.19)

 

 

「迷惑メール」とは、宣伝メール、架空請求など、本人に許可なく送られてくるメールの総称のことですが、その数は増え続けており、今では全世界のメールの6割はこの迷惑メールだと言われています。

その迷惑メールに対する一つの対策として、ソリトンシステムズ(鎌田信夫社長)は、ッドコミュニケーションズ(高橋美博社長)のインターネットサービスプロバイダ「SYNAPSE(シナプス)」に、アメリカのIronPort Systemsの電子メールセキュリティゲートウェイを採用することを発表しました(10月26日)。

このシステムの特徴は、7万5000ドメインからなるIronPort社のメール監視データベース「SenderBase」を利用した制御を行っていることです。SenderBase」は、メール送信者のドメイン名、送信件数、受信者からのクレーム情報、ブラック・リスト/ホワイト・リストをベースに、評価結果を−10から+10までの評価スコアとして提供しています。

このような「迷惑メール」対策も、プロバイダー選びの基準の一つとなっていると思われ、さらにさまざまなプロバイダーでこのようなシステムの導入・充実は進展していくと思われます。