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情報セキュリティ検定試験がスタート
受験者体験談!!
第1回検定試験でおしくも合格できなかった方々は、一様に自分自身の意識の甘さを痛感されています。そこで合格するために何が足りなかったのか、また受験してみてどこがよかったか。その理由や感想を聞いてみました。
※[情報セキュリティ検定試験]は平成23年度より[情報セキュリティ管理士認定試験][情報セキュリティ初級認定試験]に試験名が変更になりました。このページの体験談等は[情報セキュリティ検定試験]の受験者のものとなります。
会社員 S.Iさん 30代
知らなければいけないことが正解できずショック!
4月に「個人情報保護法」が施行されましたが、今日の情報漏えいの事件が起きている中で、情報セキュリティの確保が、会社側から重要な課題として位置づけられ、また一般のお客様の情報を扱うことがある仕事なので、自分に個人情報の管理知識があるのか試してみようと思いました。それが情報セキュリティ検定試験を受験したきっかけです。コンピュータは以前から仕事で使いこなしていましたし、情報セキュリティの知識もある方だと思っていましたから、試験勉強はせず合格できると思いましたが、知らなければならないことがまったくできていませんでした。これは少しショックでした。あらためて、自分の知識を見直す機会ができたので、次回は勉強して合格します。
会社員 A.Nさん 30代
何気ない行動が情報漏洩の原因になるんですね
常識だから何もしなくても合格できるものだと思っていた情報セキュリティ検定試験。結果は見事に不合格。自分自身の甘さを痛感しました。セキュリティに関しては自分が考えている以上に奥が深く、かつ他人事ではないと改めて認識しました。いちばん気付かされたことは、ふだんの自分の行動が、情報セキュリティという面から見た時に、スキだらけになっているということ。そして情報漏洩の原因を作ってしまうことにつながる可能性もあるということです。大切なのは『自分自身が常に意識すること』。身近な問題であるわけだから常識として知識を身に付けるためにも、次の検定に合格することを目指し、一から勉強をやり直すつもりです。
会社管理職 H.Tさん 40代
情報を取り扱う人には必須の検定試験
2005年4月から個人情報保護法が施行されました。自ら流出するのはもちろんのこと、誤ってデータを紛失したり、管理の甘さが原因で盗まれたりすることも法律で罰せられるようになりました。この法律をきっかけに「今まで、情報の取り扱いに関する知識は、もう通用しないかもしれない」と思い、受験してみました。受験する前は「常識問題だろう」ぐらいにたかをくくっていて、たいした試験対策もしませんでしたが、実際に試験を受けてみると知らないことが多くて驚きました。とにかく情報を取り扱う人には、ぜったいに必要な検定試験だと思います。次回は何がなんでも合格してやろうと、今から意気込んでいます。
企業担当者に聞く |
たった一人でも意識の低い人がいれば、その人が会社全体のセキュリティホールに |
今年4月「個人情報保護法」が全面施行され、今では個人情報の漏えいを一たび起こせば、法律に基いて処罰の対象になるのはもちろん、社会的にも大きなダメージを負うことになります。ただ、個人情報保護法の規定は最低基準的な意味合いなので、実際には各企業はそれに基づいた対策を独自に講じていかなければなりません。極端な話をすれば、手帳の住所録に記録しただけでも「個人情報データベース」と考えられ、適切な管理と運用が求められることになるので、なにより大切なことは社員個々のセキュリティに対する意識の向上ということになります。そして、たった一人でもセキュリティ意識の低い人がいれば、コンピュータソフトのセキュリティホールと同じく、その人がセキュリティホールとなって会社全体の信頼性に影響を及ぼすということです。今や多くの企業が顧客データなどの個人情報をコンピュータで処理するのが当たり前の時代。情報セキュリティのしっかりした管理と、社員個々の高い意識は必要不可欠です。 |
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